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カレーの話 その1
ペンネーム 南京ボルトさんより
インドは誰でも知っている。しかし「ケララ」といわれてすぐインドのケララ州にピンとくる人はあまり多くはないだろう。学校で都道府県名を丸暗記させられたりすることはあっても,インドの州を覚えろとは普通はいわれない。
ケララと名の付くもので一番身近なものといったらスーパーの棚に並んでいるエスビーの「ケララカレー」かもしれない。透明のパッケージの中に姿のスパイスと粉のスパイス,そしてどこにでもあるカレールーが組み合わさっているやつである。固形のカレールーに比べると、作るのには少々手間がかかるものの,ちゃんと作ればそれなりにうまい。手間がかかるといっても煮るだけだから,さして面倒なわけでもない。
中国へ行ったら中華料理ばっかり,インドへ行けば明けても暮れてもカレーばっかり。離乳食だってカレーだ。だからケララへ行ったら365日ケララカレー漬けかというと,実はそうでもない。実際の現地料理は我々が頭に思い描くところのカレーという感じじゃないのであんまり恐れることはない。
で,「ケララ」の名を冠しているこの「ケララカレー」であるが,エスビー社の弁明にもかかわらずインドのケララ州とはあまり関係は無さそうだ(旅行人142号,7頁)。だから,インドのケララ州へ行けばどこでも「ケララカレー」のようなものが食べられるかというと,そうはいかない。なかにはそういうのもあるかもわからないけど。
ハウスの「バーモントカレー」なんていうのはバーモント州には存在しないそうだし,カレー屋でときどき見かける「ヨーロピアンカレー」とかいうのも,ヨーロッパにそんなものが本当にあるのか大いに疑問である。
山椒の「麻(マー)」の味を効かせた「本格インドカレー(四川風)」なんてどうだろう。

(↑写真はケララのテクノパークのランチ。ナンの中に野菜やチキン,豆などが入っています。
タンドリーチキン,カレー添え。スタディーツアーに行って,是非食べましょう!)
( 投稿 2008年4月27日)
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